サンライズエクスプレスの設備（サンライズツイン）

　“サンライズ瀬戸・サンライズ出雲”の4・11号車の階下はサンライズツインです。

　サンライズツインは2人用の個室です。通路側のベッドの頭上に少し張り出しがある他は、シンプルで無理のない構造のため、2人で利用しても寝台個室にしては広さに余裕があります。
　そしてベッドが並んで配置されているので、2人で寝ながら会話をするといった事も可能です。
　また、全ての個室が階下に設置されているため、揺れが少なく乗り心地も良かった印象があります。

　ただ、部屋数が少なく、サンライズエクスプレスの中でも最も少ないので、そこが唯一の欠点かも知れません。(2人で利用可能な個室はシングルツインもあります）

　入り口付近から見たサンライズツインです。
　左右にベッドが並んでいます。この部屋では左のベッドが通路側、右のベッドが窓側になります。

　ベッドの間にはゴミ箱と2人分のスリッパが置いてあります。また、この部屋は喫煙室のため灰皿が設けられています。
　ゴミ箱の奥には足元灯もあります。

　ベッドの頭側です。
　枕元灯がそれぞれのベッドの上にあります。
　ベッドの間には物が置けるようになっていて、2人分の使い捨てのコップも置いてあります。
　真ん中にはコントロールパネルがあり、コントロールパネルの右下にはコンセントが一つあります。

　コントロールパネルです。
　左側にはアラーム付き時計、室内灯のスイッチ、足元灯のスイッチがあります。
　右側には暖房の調節、常夜灯のスイッチがあります。
　ラジオ（NHK-FM）の音量調節と枕元灯のスイッチは両側にそれぞれあります。（ラジオサービスは終了しています）
　また、コントロールパネルには非常ボタンもあります。

　通路側のベッドの足側です。
　こちらにもハンガーが備え付けられています。
　ハンガーの横には常夜灯のスイッチがあります。

　ベッドの足側は入り口付近のスペースの確保のため、ベッドの幅が少し狭くなっています。
　また、それぞれのベッドの下には暖房の吹き出し口があります。暖房はコントロールパネルで調節が出来ます。浴衣もそれぞれのベッドの上に置いてあります。

　冷房の吹き出し口は窓側のベッドの頭上にあります。
　冷房は、側にあるレバーを動かす事によって風を止める事が出来ます。またルーバーの向きを変える事によって風向きも調節可能です。