“サンライズ瀬戸・サンライズ出雲”の
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14号車の平屋部の一部はシングルツインとなっています。その内、
2号車と
9号車の一室は車椅子対応の部屋となっています。
シングルツインは補助ベッドを備えた2段ベッドの個室です。基本的には1人用の個室ですが、補助ベッドを使うと2人でも利用する事が出来ます。(2人で利用する場合は少々狭い印象がありましたので、個室の広さを優先する場合は
サンライズツインの方がおすすめです)
<利点>
・天井が高い。
・下段を座席にする事が出来る。その場合、座席に座った状態で景色を眺める事が出来る。
・上段と下段のどちらのベッドからも景色を眺める事が出来る。
・1人利用の場合、荷物を置ける場所が多い。さらには上段もしくは下段のベッドを、荷物置き場として利用する事も出来る。
<欠点>
・全ての個室が車端部に設置されているため、音や揺れなどが少し気になる恐れがある。
入り口から見たシングルツインです。2段ベッドになっています。
上段のベッド(補助ベッド?)は折り畳む事が可能で、折り畳めば室内をより広く使う事が出来ます。
下段は真ん中のマットを外して背もたれにする事で、座席にも出来ます。
下段です。
利用人数にかかわらず、最初は上下段ともにベッドの形になっています。浴衣も上下段のベッドにそれぞれ置いてあります。
シーツをはがした後に現れる下段のベッドのマットは3分割になっていて、真ん中のマットは下から持ち上げるだけで簡単に外れます。それを壁に立てかけることによって背もたれとして使えます。
下段を座席にすると、折り畳みテーブルが使えるようになります。
また、2人利用時の場合は向かい合って座る事が出来ます。(片方は背もたれ無しとなりますが…)
ちなみに急ブレーキなどの際に倒れるのを防ぐため、座らないときはマットを壁に立てかけたままにするよりも横向きに置いておいたほうが無難です。
下段のコントロールパネルです。
コントロールパネルにはアラーム付き時計、暖房の調節、常夜灯のスイッチ、室内灯のスイッチ、非常ボタンがあります。
ラジオ(NHK-FM)の音量調節のツマミもありますが、ラジオサービスは終了しています。
そしてコントロールパネルの上に見える黒いスイッチは、上段の窓のカーテンを自動で動かすためのスイッチです。そのスイッチがある事により、下段からでも上段のカーテンを楽に開け閉めする事が出来ます。
上段のコントロールパネルの上にもカーテンのスイッチが設けられています。カーテンはこれを使って操作して下さい。
また、コントロールパネルにはアラーム付き時計、ラジオ(NHK-FM)の音量調節、常夜灯のスイッチ、室内灯のスイッチ、非常ボタンがあります。(ラジオサービスは終了しています)
車椅子対応の部屋は、デッキから直接アクセス出来るようになっています。
そしてこのデッキは車椅子での移動を想定した広めの造りになっており、このデッキにある
洗面所と
トイレも大型のものとなっています。トイレのドアも自動ドアです。
また、乗降用のドアも幅広となっています。